オリジナルイラスト、ファンアート、オタクな日々など。

月: 2018年10月 (1ページ目 (2ページ中))

ボンズ企画展のトークショー行ってきました

ボンズさん20周年おめでとうございます。
企画展始まりましたね!

ってわけでトークショーの席取れたので行ってきたよ!
くじ運悪いのにこういう時だけ最前とれたよ!
嬉しいけど!

進行はボンズPの鈴木さんで
パーカーがスターウォーズなのを開始早々南さんにいじられてましたね。
天野Pがめっちゃゲラで、小森さんがなんか話すたびに
めっちゃ笑っててにぎやかでよかったですw

◆まずはボンズの成り立ちから
サンライズの第二スタジオから独立してできた話から。
設立当時はまだ半分サンライズにも席をおいている形だったので
スタジオは近くの方がいいと場所を探したけど
上井草の広い場所は大体サンライズが借りていて
ちょうどいいところがなかったので、隣駅の井荻に
スタジオを置いて今に至ると言ってました。(南さん談)

サンライズに第二スタジオごと貸してくれって言ってみたけど
そんなことできるわけないだろって断られたとも言ってました。
入ったばかりだった天野Pは電話にでる時は
「サンライズです」って出るようにと言われていたらしいw

◆南さんと川元さん、小森さんの出会いについて
川元さんとは企画は上がったけどポシャった
いのまたむつみさんががキャラデザだった自転車アニメが最初とのこと。
(その前からちょくちょくスタジオではお互い見かけていたとか)
南さんが川元さんをマンションの一室に拉致して
そのアニメのPVを見せられて参加を強要されたとかw
川元さんいわく、南さんは語り口はフランクな感じだけど
だいぶ強引というかソフトに脅迫してくるらしい

それをうけての南さん
「相手の話を聞き終わる前に“それはわかってるよ、だけどね!”っていうのは説得する時に有効」(笑)

川元さんの小森さんの印象はのりピーのアニメを作る時に
打ち合わせでのりピーに会ってはしゃいでる小森さん
最初の印象って言ってましたw

小森さんと南さんは覚えていないwとお互いに言ってた
小森さんが上京してきた時期の話から
打ち合わせで東京に来る度に飲みに連れて行ってくれたけど
ある時納豆揚げを頼んだら南さんが怒って(南さんは納豆が嫌いらしい)、
小森さんの腕を串でぷすぷす刺した話とかに脱線していったw
小森さん「アニメーターの腕を!串で刺すんですよこの人!」

その後泥酔した小森さんは同じ会社の先輩に会いに行った後記憶がなくなり、
気付いたら路上で寝ていたらしい。
メーターさんも無茶な酒の飲み方するんだな!って驚きました!(そこ)

◆年代ごとの作品一覧を見ながら思い出深い作品についての話&落書きコーナー
設立当時起きた出来事とか流行語とかも一緒に紹介されたけど
カウボーイビバップ作ってる真っ最中だったのでそのことしか覚えていないと(川元さん)
だっちゅーのしか覚えてない(南さん)
その頃まだ阪神ファンだった(横浜ベイスターズが38年ぶりのセ・リーグ優勝・小森さん)

最初12話だけ地上波で放送して、その後WOWOWで本放送になった(カウビ)
地上波が始まった時は8話くらいできてて、追々作っていったらしい
テレ東にできたものをみせたら、これとこれはダメね、ってはじかれたので
いきなり犬の話wから始まったと
ああ~一話確かにドラッグの話だもんなあ

6話(悪魔を憐れむ歌)がサンライズ初のフルデジタル作業だったらしく、
先行して作られていたとのこと。あの回大好き~

そのあと南さんと信本さんでウルフズレインの企画があがっていて
ある日信本さんに「川元くん、狼描ける?」と聞かれたとか
わんわん物語以来()の動物ものをメカばっかりやってた
このスタジオでやるのかと思ったと言ってました。
だいぶ頭がおかしかったねって言い合ってました(南さん川元さん)

動物は人なんかと違って一枚一枚別の絵を描かないといけないから
尋常じゃない作業量だししかもどんどん増える!w

狼が幻覚として人に見える、という設定についても
すごく話し合ったらしい。
ドアを開ける時人が手で開けている様に見えていても
実は狼だから口で開けてるのかな、それとも前足で…?
目線も本当は狼なわけだから人の姿でも目線は下にするべき…?など
と色々考えたけど最終的にどうでもよくなったとかw

結果なるべく人の姿で行きましょうということになったらしい。
信本さんからのキバのビジュアルは「キムタク」だった
川元さん的には全然ピンとこなかったけどとりあえず
描いたらオッケーになったとのこと。
この話はなんかで読んだな。ウルフズレインの画集かな。

その後ダーカーの話になり、監督の岡村さんは
あんまり説明してくれない?自分の世界観がある感じの方で
南さんがヘブンズゲートって何??って聞いても
「ヘブンズゲートは…あるんだよ…」みたいなことしか言ってくれないらしいw
2期はもっと難解wで小森さんも最後までなにがなんだかわからないまま作ってたって言ってたww
その頃宣伝も兼ねてTwitterを始めたら、濃いファンの人が作品を解説してくれてそれで理解したらしいwwすごい話だww

あとはHEROMANでキャラデザやったコヤマさんの絵に川元さんはすごく影響と受けて、
トワノクオンなんかはその影響がすごく出てるキャラデザインだとか
(下睫毛描かないこととかがそうらしい)

近年は1クールとか分割が増えたせいで、原作がある作品はその絵の特徴を描けてきたなって時に終わって、新しいのに慣れてきた頃また分割の後期が始まるので大変だって話もしてました(川元さん)
ノラガミとか血界がそうだったみたいです。

企業が弱腰!(南さん談)
1期当たったら2期やろ、みたいなことが多い昨今らしいです。
そこでよくできたよな!「ひそねとまそたん」みたいなやつ!
って言っててあの作品はダンディ枠なのか…って理解しました(?)

ダンディもカウビがあったから出来たって言ってたな
「カウビのコメディ回を集めたみたいな感じです」って
配信先を騙して枠を取ったって言ってて笑った
みんなダンディが大好き
監督も一緒だし宇宙ものだから実質カウビ()

その他はスクラップド・プリンセスとチャイカの監督は
見た目はダンディだけど中身はかなり変わった人らしいw
食事シーンに並々ならぬこだわりがあるとか。
ファンタジーは食事とか風呂とかトイレとかが描かれないことが
多いので、親近感が出やすいように入れたくなる、と小森さんも言ってました。
最近は結構多いかな?流行ってるもんね。
チャイカちゃんが食べてるの見るのは幸せの時間だった…

こだわりの話でいうとスタドラ、キャプアスの五十嵐、榎戸さんは青春物が大好きらしく、いきものがかりが女1男2なロマン(?)について延々語ったりしていたらしい。
そういう友情、恋愛、仲間関係の関係性がスタドラの三角関係なんかにも反映されているねって話でした。

南さん的にはスタドラが閉鎖空間で戦うことが理解できず、
足が出ちゃったりなんかして実際の街を壊しちゃったりした方がいいんじゃないの?って
提案したけどいや!それじゃ青春物にならないから!ってつっぱねられたらしいw
そのあとのキャプアスもそんなに人死ななかったなあ~とか
何故か不満そうな南さんだったw
人の死を扱うからね…背中にいっぱい背負ってんですよ…過去のね…とか意味深な話もしていた

あ、そうだ

ウルフズレインで総集編4回入れたのがバレてフジテレビに怒られたのと、ラーゼフォンが夕方から深夜に枠移動したので迷惑をかけたので、言うことを聞いて作ったのが東京マグニチュード8.0って話も笑った
https://twitter.com/mijica/status/1056201537314144256

の話の時、うちはメカ作画が売りだから、
ロボットの足元なんかで暮らす人々の話なんかどうですかねって非現実要素も提案したけど
いいからまじめにやれって言われて現代物になった、とも言ってた
めっちゃロケしたって言ってました。
M8いいよね、私は好きだよ…近年悪名高いNTKさんだけど。
M8もよかったけど、ロボットの足元の生活アニメも見てみたかったな。
アビス的な。ハクミコ的な。

その他だと小森さんが始終なぜかやさぐれ気味だったw
南さんがやたら伊藤嘉之さんを褒めるのを聞いて、俺一回もそんな風に褒めてもらったことない!とかやたら川元さんと自分を比べるのとか、UN-GO始まった時新十郎のビジュアルが散々黒だ黒だって言われたけどうるせー俺だって描きわけできるんじゃって思った話とかw

お絵かきコーナーは、お客さんがリクエストしたものを描く形式で
大きく分けた年代ごとで3回くらいやったのかな?
リクエストはダーカーの黒とスタドラのタクト、ダンディ、血界のブローディ&ハマー(川元さんのみ)で、タクトとダンディはP陣も描いてたんだけど、思いの外よかったw素朴でw
南さんが海外のイベントに呼ばれて行った時、絵を描くとすごく喜ばれるので、簡単に描けそうなものは練習していくらしい。
やさしい…ミャウとQTとダンディかわいかったw

川元さんが銀河美少年の代わりに逃げで描いたwキバの綺羅星!やばかったです。
ほしかった…。じゃんけんの運はなかった…。
小森さんも黄描いてたし!二人の描いたタクトも見てみたかったな~

最後はこれから開始予定の作品の紹介がありました。
ヒロアカと文ストの続編と、1月からナベシンさん監督のオリジナルが始まるっぽい。楽しみ~!
ハイエボ南さんめっちゃ推してたから見ようかな…w

南さんのインタビュー発見したのら
https://animeanime.jp/article/2018/10/12/40746.html

20周年企画展
https://animecenter.jp/plan/20thbones.html

写真色々。

ウルフズレインやっぱりすき…

フリクリ オルタナとプログレ

一回ずつしか見てないので印象くらいしか語れないんだけれども、一応見たので思ったことを記録しておきます。

オルタナとプログレがあるわけだけども、印象的にはプログレの方が好評な模様
まあツイッターはみんなが正直に書いているとも思えないので、
結局のところはわからないけれど。

■フリクリってなんなのか
オルタナが不評でプログレが好評だった違いはなんだろうか。
フリクリファンがフリクリに求めるものってなんだろうか。
それがあったからこそプログレの方が好評なんだろうけども

好評不評と書いてはいるけれど、それもはっきりとここがよかったって書かれていることはほとんどなくて、それは不評だからではなく、フリクリという作品自体が「なんだかわからない作品」だからなんだろうなと思う。

前作は元々が鶴巻さんの青春時代に漠然と抱いた感情や思いを独善的に描いた作品だと思っているので、要所要所視聴者にも共感する部分はあるにせよ、もう作った人しかわからないという部分がとても多いし、そこがフリクリの面白いところだろうと思う。

そう思えばオルタナもプログレも、それぞれの監督が自分なりのフリクリを描いたという意味では、それはもう「フリクリ」と呼べる物なのではないかと思うんだよね。

元々誰かに向けて作られてるものでないというか、見る人を選ぶからOVAだったのだろうし、そういうところはピロウズというバンドとも共通しているからこそフリクリという作品ができたのだろうし、今鶴巻さんが作ってもきっと前作ほどの勢いのあるものは作れないんじゃないかなあ。
そんなわけのわからないもの見て、赤の他人が続編作れって言われても困るよなきっと。って思う。見る人も薄々わかっていたのでは。

不評の部分はハル子の性格についてと曲の使い方だろうか。
確かにここはインストでもいいんじゃないかってところは多かったかなあ

ハル子さんの性格についてはどうなんだろうね、
破天荒さは確かに控えめだったかなあ。
表面上いい事言ってたり人を焚き付けたりするのも、全部自分の利益のためにしか動かない印象だけど、今回はだいぶ丸かったかなあって感じはしたよね。
アトムスクにぎゅっとされて泣いちゃったりさ。

アトムスクもなあ、出てきただけった感じだったのも残念だったかなあ。
まあそういう人の都合には動かされない存在だろうからしょうがないのかもしれないけど、
ハル子とジンユっていう破天荒な女性二人に追いかけられるだけの魅力が見てみたかったかなあ。
けどまあバンドマン追いかけちゃうバンギャみたいなものなのかもしれんけど。
二人もアトムスクに壮大に夢を抱いているんだろうなあって。

そういう意味ではハル子さんも普通の人と同じなんだろうね。
だから今回のハル子さんはこれはこれでハル子さんなんだろうと思う。

■それは置いておいて私の感想
プログレ私は正直前半割と退屈だった
味が薄い分オルタナの方がアニメ作品としてまとまってたと思う

遊園地とかおじいちゃんとか床の間セット上から降ってくるところとか
次元の狭間におばあちゃんいるところとか、そういうところは好き
カンチは無理やり出した感があったかな。けどやっぱりカンチのデザインが一番かっこいいいな。
あと大倉孝二さんの声が好き。

井出くんがスラム住みで肉体労働してるくだりはすげー冷めた…非日常感はアイロンだけでいいと思うわ。あとアイコちゃんのキャラデザも浮いてるなあって思った。
オムニバス形式だからといえばそれまでなんだけど、ハル子の表情がハル子だな~って思う場面は少なかったかな。
漫画っぽくなったり手書きっぽくなる手法も当時は斬新だったけど、今はそんなに目新しくないしな~

あとthankyou(my twilight)使いすぎ
thankyouはさぁ~アニバーサリーイヤーくらいにしか歌われない、ピロヲタにとっては大事な曲なんスよぉ~
あんだけ使われちゃうとちょっとありがたみがさぁ~
でも検索したらアルバム買ったって人がいたから許した(熱い掌返し)

俺らのクソみたいなこだわりよりメンバーの口座にお金はいる方が大事やし

ピロヲタ的にはPillowsの曲を使ってアニメを作ってくれたというだけで8割ほど満足している
ピロウズの曲の良さに気付いて貰える人が増えると嬉しいし、今回もピロウズたくさん使ってくれてほんとありがとうという気持ちがいっぱい。
円盤出たら見直して新たな発見をしたいと思います。

あと爆音上映やってほしい

あっサードアイとノンフィクション使われてて嬉しかったのでPV貼っておきます。

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