カラフルゼリー

未来のミライみました。
クソネタバレ注意だよ。
見る予定の人は見ないでちゃんと自分の感想を心に持ってから読んで欲しい。
私の感想に影響されないでほしい。

うーんまあ微妙かなあ
思ったより悪くなかったって見終わった時は思ったけど、
そう思った理由も単に内容が薄くてパンチがないだけじゃないかって思えてきた。

物語の主軸はどこなんだろう?
くんちゃんに妹が出来て、そのせいで両親、祖父母はミライちゃんに夢中で
それが面白くないくんちゃんだけど、最終的には妹を大切にしようと思う話?

妹に嫉妬するって部分も、冒頭の犬が全部説明しちゃってるんだよなあ
そんな話くんちゃんにしてもわからないだろうに誰に言ってんだろってそれもまあ引っかかったけど、
それが導入で、自分でもまだ気付いてない嫉妬とか独占欲という感情に気付いていく、ってわけでもなかったしなあ

インタビューで細田監督が現代の家族のあり方について話してたけど、見てもどんな家族を描きたかったのかよくわからなかったなあ。暑苦しくしたくないんだなっていうのはわかったけど。
一見淡白に見えるけど大事に思ってるよっていうのを伝えたかったの?全然伝わらねえ…

■くんちゃんが癇癪を起こすたびに不思議空間がスタートするけどそれの意味
あのビジョンって結局誰が見せているものだったんだろうね。
くんちゃん自身ではないよなあ…妙に全てがはっきりしているし

オニババとか電車は出てきたけど、ネオンテトラとかひいおじいちゃんの記憶とかくんちゃんは持ってないだろうしなあ。
最後に庭の木を道しるべに戻ってこれたから、あの木が見せたものなのかな?
いつも庭でくんちゃんを見てただろうし。
あの木がひいおじいちゃんちの庭から持ってきたとかだったらもっと説得力あったかな。

現実にいる人を出すためなのかも知れないけど、人も風景も現実と大差なかったのが
急激に場面転換する割には見せ方が普通だったなーと。
そこは得意のケモ使ったらよかったのでは…

バケモノの子の時は渋天街をわざわざ用意する意味あった?って感じだったけど
今回こそ使うべきだったのでは…なんか妙に全部はっきりしすぎというか
絵本っぽいモチーフとか電車っぽい生き物とかもっと非現実的でよかったんじゃないかな~
犬だけは人になるしさ~そこは犬のままでよくない~?犬がしゃべるんじゃだめなの~?
雛飾りを片付けるために無理やり人にした感じしかしない…

最後の電車だけは生っぽかったけど、それまでの世界観と合ってなかったな…
なんであんな地獄行きみたいなデザインだったんだろう…
ひとりぼっちの国がどんな場所なのか全然想像できねえよ…

家族のつながりをテーマにしてる(はず)の割には関係性が薄かったなという印象。
特に親子関係。くんちゃんと一番繋がりが強いのは父母なのでは…
そこを差し置いてひいおじいちゃんのアドバイスで自転車乗れるようになったのは見てて辛くなった。
特にひいおじいちゃんの写真見ながら「あなたが応援したおかげよ」ってお母さんに言われてるところ…
ええ…かわいそ…

その後お父さんが実は小さい頃体が弱くて小学生になってから自転車が乗れるようになったとかいう事実が出てきて更にええ…ってなった。ならなおさらお父さんが自転車を教える立場にした方がよかったのでは…
お父さんもくんちゃんが一生懸命自転車練習してる時そのことを思い出さなかったの…?
なんであんなにひいじいちゃんがリスペクトされたのかよくわからない。

色んな人に小さい頃があってくんちゃんと同じ悩みを抱えて生きてきたんだよっていうのはわかるんだけど、
くんちゃんの見ているビジョンに出てくる家族も、特にくんちゃんと一緒に行動するでもなし
現実で家族の絆が強まってる感じも特に無いし…

寝てるくんちゃんにお母さんが「あなたは私の宝物よ」っていうところも寝てない時に言えよと思うし
言葉だけでなくて行動で示せよって思いました。
最後の最後まで怒ってたし。くんちゃんのお気に入りのズボンくらい把握しろよ…
今日のためにぴかぴかに洗濯しておきましたー!じゃだめなんですか!?
なんでこれから出かけるって時に洗濯したの!?まじわからない。

どんどん気になるところが出てきてだめだ…その他気になったところ
出てくるものに意味求めすぎなんかな…でもいかにもって感じで出てくるからなあ

・くんちゃんはいつの間にみらいちゃんを好きになったの?
結局何も変わってなくない…?電車に乗るの助けたのもとっさならそうするだろって感じだし…
血の繋がりの大切さとかもあのビジョンでわかった感じもなかったし

・ひな祭りの飾りを片付けにくる意味
なんであそこあんなに尺とったの?その割に特に意味もなかったし
いつの間にか片付いていたとかいうホラー

・お父さんが自転車練習してるところ
・おじいちゃんとおばあちゃんの馴れ初め
ここはちょっと感動したけど私の想像力のおかげであって作品のおかげではない(ひどい)

・住みにくそうな家
これも結局なんだったのか…なんでわざわざあんな家にしたの…
普通の家だけど小さい庭に木があるのがお父さんの自慢みたいなのじゃだめだったの…
見かけた映画の感想にはカーストを感じるとか書いてあったけどまさかそれを意識して作ってるわけではないよね…

・くんちゃんの声が合ってない
子役でよかったのでは…?子供のワガママって子供がやるから許される部分があるのに、ただただ苛つくだけだったなあ
最初に見た時は3歳くらいなのかなって思ったんだけど、自転車のったりしてるし5歳くらい?
言葉遣いも端々違和感あったし(ふしぎとか使わないよなあ)大人が子供を演じてる感じがもろに出てしまってる感じがした。

・猫を飼う
鳥が狩られてちょっと苦手になるっていうオチいる!?

・ゼリーのイエ
コラボしてるっぽいのにあんまり美味しそうに描かれてなくて泣いた
本物はあんなに美味しそうなのに

良いところが細田監督の描く男子はいいなあってことと、背景と子供のしぐさくらいしかなくなってしまった…
インスタオサレ家族へのアンチテーゼっていうならすごい映画だと思う。
そう思えば全てが納得行くし本当によくできている。全部わざとな気がしてきた。
子供いる人がみたら真逆の感想を持つのだろうか…?是非感想をきかせてほしい。
わいみたいに結婚もしたくない人間がみるものではなかったのかもしれない。

つうてクレしんとかは普通に感動するやん…?こじらせすぎてないかな作品の作り方を…。
もう欲望に素直になってケモ男子深夜アニメ作ってええんやで…